
好きな芸能人の握手会に当選した友達と、
同じ芸能人が好きだけど握手会の存在すら知らなかった長女。
お互いにいろんな感情が入り混じり、
なんとなく、それまでの距離感が保てなくなった。
どうやったら、また前みたいに仲良くなれるかな?
と、別な友達と相談しているのを
「悪口を言っていた」と勘違いされて、
一気に溝が深まった。
自分は絶対に悪口なんて言ってないと泣く長女に、
本当は助け舟を出してあげたかったけど、
「そうであるなら、誤解されていて寂しい
また仲良しに戻りたいという気持ちを
自分の言葉で伝え続けなさい」と言ってみた。
私が彼女のお母さんの連絡先を知っているから、
もしかしたら、何かしら期待していたかもしれない。
勘繰りすぎかもしれないけれど。
そしたら、翌日、晩御飯を食べながら、
その子と仲直りが出来たと報告してきた。
休み時間に、自分から話がしたいと声をかけて、
握手会に行けることが羨ましかったこと、
悪口は一度も言っていないこと、
また仲良しに戻りたいことを伝えたらしい。
「(声かけるの)怖かった?」と聞くと、
「怖かった。でも嘘ついてないから」。
うん。
偉かったね。
元どおりになれてよかったね。