
「しなやかさ」は、強く生きていくためにとても大切な要素です。
かたいものは、一見強そうに見えますが、
ある時ポキっと折れてしまう。
ものごとを、どの位置から観ているかを「視座(しざ)」と言いますが、
いくつかの視座を往復する力こそ、
しなやかさを養うことに繋がると思っています。
例えば、私の視座とあの人の視座。
現場の視座と、俯瞰して全体を見渡せる視座。
「何が正しいか」は、それをみる視座によって
180度変わることがあります。
だからこそ、複数の視座を行ったり来たり。
その往復は、「ブレる」とは違います。
自らの軸をしっかりもつためにも、
独りよがりにならないよう、しなやかに。
写真は、神戸の GROUND さんのリース。
ネットで購入できます。