
例えば料理の仕事してて
「家に帰ったらもう食材なんて見たくもない」とか、
子どもの仕事してて
「休みの日は子どもの声聞きたくない」とか思う人は、
自分のためにも それに対価を払っているお客さんのためにも、
その姿を見ている我が子のためにも
はやくその仕事辞めた方がいいと思う。
昨日のワークショップの締めで ペーさんが
「誰かが押してくれるやる気スイッチなんて存在しない」
と言ってたけど 全くその通りで、
その姿勢を改めない限り、
自分の時間とお金を交換する仕事以上のことはできない。
それも一つの生き方なので本人がそれでいいならそれでいい。
そのかわりやり甲斐とか、意味とか、
楽しさとかそういうことも同時に放棄すべきで、
決められたことを決められた通りに
やり遂げることに集中すべきだと思う。
「自分にはセンスがない」という言い訳ほど恥ずかしいものはない。
「センス」は、これまでに自分が
見たもの食べたもの聞いたもの考えたものの平均であって、
持って生まれるものでも、育てられないものでもない。
着こなしのセンス、盛り付けのセンス、
話し方のセンス、音楽のセンス。
本気で上げたいと思てるなら、
自分にセンスがないことを本当に恥ずかしいと思っているなら
本を読むでも、繁盛店に足を運ぶでも、
ネットでとことん調べまくるでも、
できる努力をまずやってみたらいい。
「未経験なので」「資格がないので」を
印籠のように振りかざすのも恥ずかしいと思った方がいい。
自分が遊んでる間に、
周りの人たちはそれだけの努力をしてたということに気づいて
その遅れを取り戻す努力か、
自分の経験を活かせる新たな視点を提案してこそ仕事だよ。
教科書を学校が無償で準備してくれて、
先生が毎回楽しい授業を用意してくれて、
座ってるだけで「仕事」が終わる
学生の感覚からはやく抜け出した方がいい。
「職場の人間関係がいやで辞めます」も、
極端な例を除いたらやはり本人にも何かしらの原因がある。
人はどう接するかで その人に見せる面を変えるものだから。
思ってたのと違うから辞めますという人は
結局 誰かが自分のために
居心地がよく都合のいい場所を提供してくれると信じてる。
そんな場所ないよ。自分で作らなきゃ。
「古川さんの職場はいつも楽しそう」と言われるけど、
みんな努力して悔しくて泣いて、また努力して
ぶつかって、言葉を尽くして、真正面から向き合ってるから
あんなにキラキラした笑顔になれる。
あくまでわたしの持論ですが。