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りさこの部屋 (ゲスト:石川先生)

インタビュー
りさこの部屋 (ゲスト:石川先生)
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interviewe 石川あき ひより保育園 副園長

ひより保育園の副園長、石川あき先生にひより保育園で働くことになったきっかけや、今の想いなどを聞かせていただきました。

 

 

ふるかわ りさ

フルタイムで働くことを決意なさったきっかけって何ですか?

最初はパートで働こうかなと思っていたんですけど。(笑)
とにかく、(ひより保育園で)働きたかったんです。
ホームページを見て、パートでもなんでもいいから働きたいなと思って、面接に行って、(園長と)話をしている時に、「フルタイムで!」と勢いで言ってしまったんですよ。

ふるかわ りさ

笑!うんうんうん。

娘が進学をするので、経済的にもフルタイムのほうがいいなと思っていたところもあるんですけど、一番下の子が小学校も卒業で落ち着いてくるので、自分の時間がもっと取れるかなと思ったのと。
普段から考えていたんですけど、この歳になってフルタイムの就職ってなかなかないと思うんですよね。

ふるかわ りさ

そうらしいですね。他の先生からも聞いたことがあります。

ええ。保育園で働くにしても週数回のパートがほとんどなので、面接の時に、一応「フルタイムで働かせていただけるんですか?」と聞いたら、年齢とか、これまでどんな働き方をしてきたかとかは関係ないと言ってくださったので、もう、勢いで(笑)
そんなこと、もうないと、人生の中でフルタイムで働けることなんてないと思ったので、その数秒後には「フルタイムで働かせてください」「ぜひ正規職員で」と。(笑)

ふるかわ りさ

よくぞ、ご決断くださいました。(笑)

いやぁ、ほんとに。もうないだろうなと思ったので、ありがたいなと。

ふるかわ りさ

実際、働かれてみていかがですか?
実は、小耳に挟んだんですよ(笑)
あき先生が「たいへんだ~!」っておっしゃってたって。

私、フルタイムで働くのって初めてなんですよ。
ずっとパートでやってきたので。その違いとか。あと、ここの保育園の先生方って、みなさん本当にレベルが高いので、できる仕事とかも、もう、想像以上。
素晴らしい方たちばっかりの集まりなので、焦っています。

ふるかわ りさ

なんで~!先生は、今のままで十分ステキですよ。

(笑)いや~、みなさん、ほんとそうおっしゃってくださるんですけど、やはり、日々、できることを少しずつでも増やしていきたいと。
もちろん焦りもそうなんですけど、もともと、仕事を覚えるのに人の3倍くらい時間がかかるので、向上心を持って頑張りたいなと。
ほんとに、周りの先生方が、「あき先生、今のまんまでいいんだよ」って言ってくださるんですけど、素直に喜べないところがあって、、、。

ふるかわ りさ

え~?

(一緒に担任を持っている)たかこ先生からも「そこは素直にありがとうっていうところだよ!」って言ってくれるんですけど。なかなか、、、

ふるかわ りさ

うんうんうん。私もそう思っています。

(笑)でも、それも忘れずに、頑張りたいなと思える場所です。

ふるかわ りさ

ありがたいです。

いや。ここで働かせてもらえることが本当にありがたいです。
本当に、どの先生方もすばらしくて、子どもへの接し方とか、声のかけ方とか細やかな配慮ができる先生が多くて、日々勉強になっています。
もちろん、担任として働かせてもらえることもありがたいんですけど、それぞれの先生方に、1日ずつ密着して勉強したいですね(笑)
休みの日も来たいです。

ふるかわ りさ

笑!私もすごくびっくりしたんですが、けっこう先生方 休みの日にも園に来てらっしゃいますよね。

そうそうそう。しょっちゅう来ています。
どんだけ好きなの?ひよりがって。「また来てる!」
「あれ?今日休みじゃないの?いつもよりきれいな格好して」って(笑)
みんな好きなんですよね。ひよりが。

ふるかわ りさ

(笑)
私も常々感じているんですが、キャリアもですが、人として素晴らしい先生方が揃っていますよね。

はい。素晴らしい先生方ばかりです。
やっぱり、想いが強いからこそここに集まって来たんだろうなと思います。
みなさん、いろいろな現場で仕事をしてらっしゃったんですけど、「ここなら、自分の、保育に対する想いが叶えられる場所かな」と思って。

ふるかわ りさ

うんうん。

けっこうみんな、子どもに包丁持たせるにしても畑作るにしても、計画とかすごく大変だと思うんですけど、(私の目には)サラッとやってらっしゃるように見えて。
廊下通るたびに(他のクラスを見て)「え!そんなことやってるの?」「え?次そんなことするんだ」「え?何ができるの??」って(笑)   

ふるかわ りさ

他のクラスが気になってしょうがない。

はい(笑)

ふるかわ りさ

時々、先生方おっしゃってますよね「帰りたくないんです!」って(笑)
休みの日も一緒にライブにいったりしてらっしゃったり、食事会の後も、みんななかなか帰らなかったり。

そうそうそう。話がつきないですね。仕事の話だけでなくみなさん、ほんと、いろんな知識がおありなので。楽しいんです。(笑)

ふるかわ りさ

「女性の集まり」なのに、ね。

そうそうそう。保育の現場って、いわゆる「女性社会」で、独特のものがあったりするんですけど、他の先生たちとも言うんですが、「ここはおっさんの集まりだよね」って(笑)
ネチネチしたのが全然ないんです。そういうのも取っ払って、みんなで「やりたいね!」っていうのが大きくて。

ふるかわ りさ

みんな見ている方向性が同じだからかもしれませんね。

そうですね。やっぱり、忙しい中でも、もっともっと繋がりたいというか、横の繋がりだったり、そういうものを大事にしているので、すれ違いから起こる いざこざだったりが少ないのかなと思います。
業務連絡にfacebookの秘密グループを活用しているのもいいですよね。facebookってこんな使い方ができるんだって思いました。

ふるかわ りさ

いいですよね。休んだ日も、その日に園で何があったかわかりますしね。

そうそうそう!
「えー!今日こんな楽しそうな活動したの?私がいないのに!」ってだから今日はどんな楽しいことをしてやろうかなと思いながら(笑)
「野菜を収穫しました~!」とか投稿するんです(笑)

ふるかわ りさ

笑!

もう、家に帰っても、夢の中でもひよりのことを考えていますよ。

ふるかわ りさ

え?どんなことを?

明日はどんな楽しいことしようかな~とか、○○ちゃん、今日は目を真っ赤に腫らして来てたけど、ぐっすり眠って明日はまた元気に登園してくれるかな~とか。

ふるかわ りさ

愛ですね。

ふるかわ りさ

ひよりを、初めてfacebookの記事で知って「面接に行こう!」と思った時に想像していた姿と、実際働いてみて感じている今の姿とで、何かギャップみたいなものってありますか?
これは思ってたのと違うな~みたいな。

それはないですね。ないと言うか、、、。
はじめてひよりを知った時は、そこにまだ「ひより保育園」というものが実在していなくて。

ふるかわ りさ

うんうん。

あの~、、、自分たちの想いが こう、入れていける、生かされる場だと感じていたので。
ゼロから自分たちも一緒に「作っていける」というか。
だから、入ってみて「あ~、違うな」という感覚はなくて。
理想に向かって、いろんなことにチャレンジしたり、やっているうちに思ってもみなかった発見があったり。
みんなで「理想」を作っていける場なので、イメージと違うなという感覚は持ったことがないですね。

ふるかわ りさ

うんうん。役職がついてるから偉いとか、今日入って来たばかりだから下積みから みたいなのもないですしね。いい意味でフラットだというか。

はい。それはみんなそう感じていると思います。
意見をしても「去年もこうだったから」とか「あなたパートでしょ?」みたいな空気がなく、「とりあえずやってみようか!」って。「やってダメだったらまた考えようか!」って、言ってもらえるので。

ふるかわ りさ

うんうん。そうですね。

実は私、今まで、自分の意見をはっきり言ったことってなかったんですよ。
でも、ここでは、「あ、わたし意見を言っていいんだ」って。
「え?私が言ったことが採用された?!」って。

ふるかわ りさ

ええ?うそでしょ?

そうなんです。ほんっとに。
ここは最初から不思議な場所で。家族みたいな。
却下されないというか、「とりあえず言ってみる」が許される場だなと思っています。
「これいいんじゃないかな?」って思ったことが、どんどん試せる。
「とりあえず、やってみよう!」ってみんなが共感してくれる場ですね。

ふるかわ りさ

なんか、1年後の自分とか、1年後のひより保育園って、毎年どんどん変わっていそうですよね。

ほんとにそう思います。
これから、少しずつ大きくなっていくなかで、どんな仲間が増えていくんだろうって。
勝ち負けとかないし、みんなで協力していけばいいんですけど、どこかで「負けていられない!」って。(笑)
(あなたは)もういらないですって言われないようにこれからも頑張ってしがみついていきます。

ふるかわ りさ

いえいえいえ。
私たちも、(あき先生が逃げないように)握りしめています。

(笑)ありがとうございます。

編集こぼれ話

ふるかわ りさ
あき先生のお人柄が伝わってくるインタビューで、とても楽しかったです。
一言で言うと「ほんわか」といった感じのあき先生ですが、奥に熱いものを秘めていらっしゃる方です。
どんな時も自分を飾ることなく誠実なところ、何事にもまっすぐに取り組まれるところなど、心から尊敬しています。

日中、精一杯お仕事をなさって、お子さんをお迎えに来る保護者のみなさんが
少しでも気持ちよくいられるようにと、小さな配慮ができるステキな女性です。

あき先生、いつもありがとうございます。