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今日から始めたい食育の話-番外編-

保育園の中の話

先日、栄養士の高橋ひろみ先生へのインタビュー記事をの投稿しました。
でも実は、他にも食育チームの先生方にお話を聞かせていただいているんです!
なので今回は番外編として、お二人の先生方の想いをお伝えしたいと思います(^^)/

 

Q.食育に対してどのような想いがありますか?

A.しょうこ先生
例えば魚をスーパーに並んでいる切り身では見たことあるけど、どれがどの魚か大人でも知らない。調理された形じゃなくて、ニンジンって本当はこんな形をしてるんだとか、どのお野菜がこんな姿でこんな味でっていうのを知ってもらいたい。せっかく四季があるのだから、季節を感じてもらうことと、なんでこの時期にこれを食べるのか、この野菜が採れるのかということが分かるようになれたらいいなと思います。今は一年中食べられる食材が増えてきているからこそ、そう思いますね。

A.なおみ先生
子どもたちが大人になって自分でご飯とか作ったときに、「あ、これ保育園で食べたなあ」って思い出してくれるような、記憶に残る給食を作りたいなと思います。あと、リンゴだったら切ってそのまま食べる、次はリンゴジャムを作る、次はケーキを作る、のように調理の過程を楽しむことが出来るのも食育の魅力だと思います。大豆が味噌になったり豆腐になったりという変化なども、同じ考えで伝えていければと思っています。

 

Q.子どもたちと食育を通して関わってきて楽しいと思う瞬間はいつですか?

A.しょうこ先生
子どもたちが自分で調理をやってみて、「出来たよ~!」って嬉しそうに話してくれるのが私も嬉しいですね。その自分で出来た喜びを知った子どもたちがまた「これもやりたい、あれもやりたい」って言っている様子を見るとああ楽しいなと思います。

A.なおみ先生
もう全てです。お鍋の中の煮干しを見て「お魚が泳いでる!」と言ったり、ナスを見てキュウリだと勘違いしたり、大人の私たちには考えられない発想をするから、子どもたちの感受性ってすごいな、面白いなと思います。

 

Q.今後取り組んでみたい食育活動はありますか?

A.しょうこ先生
やっぱり毎日美味しく、子どもが残さず食べてくれる給食を作り続けたいですし、厨房にいると子どもと接したくてもできないというのがあるので、もっと子どもと一緒に料理する時間、反応を見れる時間を過ごせるようにしたいですね。

A.なおみ先生
今は、0歳児さんがお手伝いに来てくれたり、2歳児・3歳児さんが味見をしに来てくれたり、日常で何気なく子どもたちと触れ合える時間があるんですけど、そんなほんのちょっとした時間でも一緒に食材に触れて、食材についての話ができて、もっと厨房との距離が縮まればいいなと思っています。美味しい給食を作るのも大事だし、美味しいって言ってもらうことも嬉しいけど、もっともっと厨房を身近に感じてもらわないと食育は始まらないと思うんです。なので食育に関わらず、子どもたちや先生方と色んな話を出来るようになりたいですね。

 

 

そらのまちほいくえんの「食」を支えるプロの想いを聞いてから、
もっと給食が美味しく、ありがたく感じるようになりました。

給食、お菓子作りでお忙しい中、お時間を作ってくださいました。
ありがとうございました~!

(△食育チーム:左から四反田佳子先生、長野祥子先生、高橋ひろみ先生、福元直美先生。)

 

現在、そらのまちほいくえんでは給食室の調理スタッフも募集中です。
詳細は以下の通りです。

ご興味ある方はホームページもご覧ください。
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編集こぼれ話

てらだ おうみ
そらのまちほいくえんの給食、ほんっとうに美味しいんです。

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