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第3回 ジャパンSDGsアワード受賞

保育園の中の話

そらのまちほいくえんが、第3回ジャパンSDGsアワード 特別賞を受賞させていただきました。

12月20日。園児代表の5歳の女の子と、保育士代表の松田知子先生、そして副園長の柳元正広、園代表のふるかわの4人で首相官邸で行われた表彰式に参加してきました。

保護者さんにお願いして、園児を官邸まで連れて行ったのにはいくつかの思いがありました。

大人に肩を並べて、そらのまちほいくえん 代表として席に着く園児。

まずは、何よりも彼女の将来に大きく影響を与えるだろうと思ったから。人は見たいものしか見ませんし、興味のあるものにしかアンテナが立ちません。

彼女は昨日飛行機に乗って東京に来て、兼ねてからそらのまちほいくえんを応援してくれているメタウォーターさんの本社を訪問をし、ステキなホテルに泊まり、朝おめかしをしてホテルを出、途中にあった神社でお礼とご報告のお参りをし、東京駅や皇居、国会議事堂を見ながらタクシーの中で先生に髪を結んでもらい、首相官邸に招き入れられ、たくさんの大人たちから「よく頑張ったね」と声をかけられたこと、首相から「こんにちは!握手をしよう」と声をかけていただいたことを大人になってもきっと覚えていると思います。

テレビに映るニュースへの関心の度合いも変わってくるでしょうし、世界中で起こる色々な出来事を自分ごととして捉える力が少しずつついていくと思います。

もう一つは、もっと多くの人に保育業界にあたたかい視線を向けていただきたいという思い。同時に、保育業界にいる私たちがもっと社会のことに当事者意識を持って参画していくきっかけになればという思いです。
保育士だから世界なんて関係ない。保育士だから環境なんて関係ないではなく、保育士だからこそできることがあるのだと、一人でも多くの先生方が思って下さったら嬉しいと思っています。

 

SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っており、そらのまちほいくえんも、まずは自分たちが当事者意識を持って知るところからコツコツと活動を続けてきました。

「国連」などと言われると、遠い外国の話で難しいことのように感じますが、169のターゲットを丁寧に読んでみると、決して他人事ではなく、今日から始められることがたくさん書かれています。

私たちは保育園ですので、質の高い保育を追求していくことは当たり前のことですが、今お預かりしている園児たちが大人になるころの社会環境や自然環境がより良いものになるためのタネを撒き続けてこそ真に、「園児のための今日」だと言えるのではないかと考えています。

未来は「今日」の積み重ね。

SDGsが「誰一人取り残さない社会を作る」と定めたゴールは2030年。今日表彰状をもらった5歳の園児はまだ高校生。

地球環境は、私たちが想像しているよりも早いスピードで壊れ始めており、今後は「100年に一度の大災害が毎年起こる」とも言われています。

でも、今一人でも多くの人が行動に移せばまだ間に合うかもしれない。

だからぜひ、このブログをご覧になったみなさん、今よりも少しだけ広い世界に目を向けたり、少し先の未来に目を向けるようにしてください。