

昨年、ジャパンSDGsアワードを受賞したそらのまちほいくえん。
ありがたいことに、受賞がきっかけとなり他の受賞団体の皆さんからの「コラボしませんか?」というお声がけや、各方面のメディアから取材のお問い合わせなどをたくさん頂戴しています。
商店街に保育園を作ることで街の活性に寄与していることや、普段の活動などが評価されいただいたこの賞。
私たちは、年齢に関係なく全ての人を「人として尊重したい」。
そして、「どんな経験も学びになる」と思っています。
ですから、首相官邸で行われた授賞式も未来を担う「園児」に代表を務めてもらいました。

大人に肩を並べて、そらのまちほいくえん 代表として席に着く園児。
官邸での授賞式には間に合わなかったのですが、普段から大人と接することが多い園児たちが、自分も社会を構成する大切な一人であると実感できるように、そして将来少しでも自然に社会に馴染めるようにと、こんなものを作りました。

園児用の名刺。
名前の欄が空欄になっており、必要な時に必要な枚数だけ本人が名前を手書きします。
鹿児島県知事に受賞報告に伺う日の朝、
職員コーナーに向かい合う形で作られた園児用の執務テーブルで、こんな姿がみられました。
今日ご挨拶する予定の皆様をイメージしながら自分の名前を丁寧に書き入れていく5歳さんの姿。余談ですが、ペンを持つ姿が美しくてうっとりしました。
名前を書き入れた名刺を、きちんと名刺入れに入れて準備をします。
そして、最後に。
大好きな先生と、名刺交換の練習。
自分の名前を言って「よろしくお願いします」と言いながら、名刺をこの向きで渡すんだよ。
名刺をいただく時はこうやって受け取るといいよ。
何度も何度も練習して、いよいよ本番。
鹿児島県の職員さんとも、
鹿児島県知事とも、立派に名刺交換ができました。
いただいた名刺を大事そうに眺める彼女。
また一つ宝物が増えたね。