読みもの
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本物に触れる。

おうみの窓

私は普段、小さいひとたちと顔を合わせる時間は記事に載せるための写真を撮っています。だからなのか、この数日で「カメラのひと」という認識が彼らの中に広まりました。私の周りで彼らが群がっているときは基本的にカメラを狙われてます(笑)

 

保育士ではない、育児経験もない私にとって、一番難しいのは注意することです。

これはきっとダメなことだ、でも叱るほどのことかな?
小さいひとたちが自分で気づくのを待つべき?

そんな迷いが脳内を駆け巡っている間にすでに奇襲が始まります(笑)

とりあえず一緒に撮った写真を見てみることに。自分の写真を見て喜んだ彼らはテンションが高まってしまったのか、なぜかカメラをお神輿にお祭りが始まったのです。

「ソイヤッソイヤッ!ソイヤッソイヤッ!」

まさかのおぎおんさ~!(笑)相当楽しかったんだね。

(△そらのまちほいくえんFacebookより、手作りお神輿で「ソイヤッソイヤッ!」)

とっても楽しそうにするもんだから私もつい一緒に

「ソイヤッソイヤッ!」

まあご想像のとおり、みんなまとめて叱られました。
カメラのレンズは触っちゃダメ。していいことと悪いことがあるでしょ?と。

やっぱり。
はじめから私が触らせなければよかったのにごめんね。

でもその後、注意してくださった先生にすみませんでしたと伝えに行くと、

『叱ることは難しいかもしれないけど、ダメなものはダメと言う。カメラって高価なものだしね。まぁたしかに、本物に触れる機会はたくさんあった方がいい。でもそうするならばちゃんと使い方を教えて一緒に撮るくらいのことをしないと。

と教えてくださったのです。

(△ある日の給食の時間。)

ここでは小さいひとたちと先生たちの食器は同じ陶器製です。もちろん落としたら割れます。だからこそ彼らはお茶碗をしっかりと持ってごはんを食べます。お片付けも乱暴にせず、一つ一つ丁寧に運びます。

子どもだからと手を抜くことなく、子どもだからこそ本物を身近に。

大切にしなくてはいけないものは何なのか。
常に変わりゆくものだからこそ、
私も小さいひとたちと一緒に学び続けたいと思うのです。

彼らと一緒にカメラを覗き合う日はいつ来るのでしょうか。
その時にしっかり教えられるように、
まずは私がカメラの使い方をマスターせねば(笑)

編集こぼれ話

てらだ おうみ
園で飼っているカブトムシを恐る恐る触る小さいひとたち。私も島生まれで昆虫大好きだったので興奮してしまいました。
「ぼくにがてなの~~」と逃げ回るそら組さん。

次は一緒に触れるようになりたいね。