

そらのまちほいくえんの保育チームにいる、とうごうみくです。
先日、初めて記事を出しました。
読んでくださった方、ありがとうございます^ ^
以前10年間小学校に勤めていたこともあり、学級通信を書くような、少し懐かしい気持ちです。ただ、「WEBマガジン」という媒体は初めてなので、慣れないことも多々で記事になるまでの道のりが長い長い(苦笑)
まだまだ読みづらい面もあるかと思いますが、温かい気持ちでお付き合いいただければと思います♡
さて、先日の投稿にもありました通り、そらのまちほいくえんが第3回ジャパンSDGsアワード特別賞を受賞させていただきました。
表彰式の翌々日、ピカピカのトロフィーと賞状を見ながら、表彰式に出席された保育士の松田知子(まつだ・ともこ)先生と小さいひとたちの会話が弾んでいました。
(授与された賞状とトロフィー。玄関に飾っています。)
表彰式の様子からみんなが日常的に行っているSDGsの取組等、知子先生のお話に表情をくるくる変えて反応する小さいひとたちと一緒に、私もすっかり聴き入ってしまいました。
「きゅうしょくは、たべられるぶんだけついで、のこさずたべるよ!」
「てをあらうときは、みずをだしっぱなしにしないよ!」
「みんなでゴールしたいよね!」
みんなでゴール…小さい人たちとの合言葉のように、よく耳にするようになりました。
SDGs(持続可能な開発目標)として掲げられた17の目標に関心を持つこと、
日常の中でできることを実践しながら、自分たちを取り巻く様々な環境を大切にしていくことが、
「ゴール」につながることを、彼らはしっかり理解しています。
(SDGsの目標イラストを見ながら会話をする小さいひとたち。カードにして持ち歩いたり、食育ルームに掲示されていたりと、小さいひとたちにとってはとても身近な存在になっています。)
また、SDGsの話をする時必ず小さいひとたちから出てくるワードが「クリーンアップ」!
これは、毎月そらのまちほいくえんが行っている園周辺の清掃活動(クリーンアップ天文館)のことです。
(小さいひとたちも軍手をつけて、アーケード内のゴミ拾いをしています。)
先生が見せてくれた本を読みながら、人間が身勝手に増やし続けた不要なもの(ゴミ)が、環境や生き物にどのような影響を及ぼしているか、小さいひとたちはしっかり自分ごととして捉え、考えようとする姿があります。
(先生が見せてくれた本を一生けんめい読むおともだち。)
こんな難しいことが分かるのかな?
まだまだ先のことを自分のこととして考えることなんてできるのかな?
大人が勝手に作ってしまう限界や「ここまでだよね。」という天井が、いかに無意味なものか、つくづく感じさせられてしまいます。
小さいひとたちの方が、ずっと具体的に感じています。そして、できることを迷わず行動に起こしています。
これから先の未来は、小さいひとたちが生きていく「すぐ目の前」のことだから。
その未来に続く道を作ってしまった私たち大人の方が、もっともっと考え動いていかなければ、と思うのです。
編集こぼれ話

不法投棄されたゴミの山にたたずむ猿の写真を見て、小さいひとが言った言葉がとても印象的でした。
「ぼくがおさるさんになって、クリーンアップするからね!」
おさるさんの立場に立って、まずは自分がその場所に行こうとしたのでしょうか…私には到底考えつかない発想でした。
小さいひとの発する言葉や想い、もっともっと深く聴いていきたいと感じる一コマでした。